パキータ
バレエで上演される物語、どれも有名でご存知の方も多いと思いますが、あらためてご紹介いたします。 |
「パキータ」は1846年にパリ・オペラ座で初演されました。 本国フランスでは19世紀半ばに一時 レパートリーから消えてしまいますが、ロシアのプティバのおかげでロシアに伝えられ、1920年代までマリインスキー劇場で上演されてきました。 台本は、ポール・フシェ、ジョゼフ・マジリエ |
スペインのサラゴサ近くの渓谷。 ジプシーの館で、イニゴとロペスの陰謀の相談を耳にしたパキータは、なんとかリュシアンを救おうと思案します。 ジプシーの館を訪れたリュシアンにイニゴは食事に誘い、ワインを勧めます。 パキータは、ねむり薬の入ったグラスをイニゴのグラスにすり替え、代わりに眠らせます。 そのすきに危険を逃れ、二人は脱出します。 デルヴィイー伯爵の舞踏会が始まろうとしているところへ、パキータとリュシアンが到着します。 |